風通しを意識しましょう!

狭小住宅を建てる際は風通しを考えておく

狭小住宅は室内の面積が狭くなるため、光熱費や固定資産税などが抑えられるというメリットがあります。ただし、その狭さゆえに、室内の空気がこもりやすくなるというデメリットもあるため、注意が必要です。狭小住宅を建てる際には、室内の風通しについて、よく考えておいたほうがよいでしょう。風通しを良くするポイントは、窓のサイズです。大きな窓の方が換気がしやすくなります。ただ、狭小住宅の場合は、壁面が狭くなるため、大きな窓を取りつけるのが難しい場合もあるでしょう。そんな時には、小窓を複数枚取り付けてみるとよいかもしれません。ガラスルーバー窓、上げ下げ窓、内倒し窓なども風通しを良くする効果があります。窓の位置も重要です。主風方向を考慮して、窓の位置を決めるとよいでしょう。

シーリングファンで空気を循環させる

天井にシーリングファンを取りつけるのも手です。シーリングファンが回転することで、室内の空気が循環しやすくなり、風通しが良くなります。シーリングファンには、エアコンの効きを良くしたり、カビや結露を防ぐ効果があります。洗濯物が乾きやすくなるというメリットもありますので、室内干しをするのであれば取り付けておいたほうがよいでしょう。

シーリングファンは、インテリア性が高いため、家全体がおしゃれな印象となります。南国風リゾートのようなリラックスした雰囲気も演出できます。小型サイズを選べば、狭小住宅の天井でも無理なく取り付け可能です。色々なデザインやサイズがありますので、最適なシーリングファンを選んでみてください。